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偉大な国アメリカ

〔アメリカに住む〕


 アメリカに住み、働き、生活するには、それなりに多くのことを学ばなくてはなりません。

 このページでは、アメリカで働く人がどうしても必要なソシアルセキュリティカードのこととか、税金のこと、日本へのお金の送金方法などについてご説明しています。


あの場所どこ 〔アメリカに住む〕とはどんなことなのか考えます。
ソシアルセキュリティ
カード取得
 アメリカで働く人は、必ずアメリカ国家に対して税金を申告しなくてはなりません。日本とは異なり、アメリカで税金を払う立場の人は、全アメリカの中で当の本人だけに固有な番号をもらいます。これはSSN(Social Security Number)と呼ばれています。このソシアルセキュリティ番号を記載したカード、ソシアルセキュリティカードをもらいます。

 そのカードは見た目にはとても貧弱なカードなのですが、アメリカで生活する上では 、実はとても大切なカードです。

 一方、夫婦でアメリカに移住し、夫だけが働き妻は専業主婦という場合には、このソシアルセキュリティカードはなかなか取得できません。このような場合、SSNは交付してもらえないことが多いですが、日常生活上では特別な問題が起こることはありません。

 しかし、夫が税金の申告をする際には妻の分もいろいろと記載する必要があり、身分証明が必要になります。このために税金申告者番号を取得しておく必要があります。私の妻の場合には私の勤務していた会社が全部やってくれましたが、書類の準備やら署名やらで大変面倒な手順が必要でした。

401Kプラン  アメリカ人と同じ意味での401kプランへの参加はできないと思われます。しかし、自分の勤める企業で日本人向けの年金プログラムを適用されることがあります。このプログラムへの参加は任意ですが、もし参加する場合には、自分の給料の一部を毎週積立します。積み立てられたお金は、責任ある金融会社が運用して金額を大きく膨らませます。(投資ですから、一時的なマイナスもあり得ますが。)

 ここで大切なことは、ここで積み立てた金額に相当する所得税をその時点では支払う必要がないということです。たとえば、給料の10%を積み立てるとすれば、その分の所得税は支払う必要がありません。

 そして、年月が経ち、いよいよ定年退職の日を迎えると、その積み立てた金額を年金として受け取ることができるわけです。実際には、積み立てた金額の運用結果としての金額を年金として受け取ることになります。

 この運用された全額を、一度に全額引き落とすような受け取り方をすれば、いままで支払わないできた税金を一気に支払う必要がでてしまいますが、年金として少しずつ受け取る、たとえば15年に分割して、毎月小額を受け取るような方法を指定すれば、実質税金を収めることなくお金を手にすることができます。

アメリカから日本への送金  アメリカから日本の銀行にお金を送ることはもちろん可能です。特に面白いのは送るお金の種類をUSドルだけでなく、その日のレートで銀行で日本円に変換してから日本円として送金できる点です。

 私はインターネットでその日のレートを確認して日本円が安いときを見計らって昼休み等に銀行にでかけ送金したことが何回かあります。この場合、換算レートはNY市場の現時点値を使用するため、日本との時差がないので日本円への換算も安心してできる点で優れています。また、換算レートも大変割安で、日本の銀行での変換では3%も取られる変換手数料が0.7%位で済みます。(多分、これは時代やその時点での経済情勢などで変わるものと思われますが。)