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〔医術〕

 医術は、現在の医療に通じる言葉です。

 漢方医学では、病を治すには身体全体を診ることが必要であるとされ、「証」という概念を持って治療します。

 この「証」は、西洋医学とは大きく異なり、主に体質をあらわしています。



 医術では、身体全体の調子を整えることで、結果として病気を治癒させるという考え方をとります。

 このため、漢方は「証」に基づき、患者の一人ひとりの体質をみながら方剤が調合されます。通常は、複数の生薬を組み合わせた方剤が使われます。

 漢方では、見かけの症状が同じでも、その原因である証が異なれば、調合される方剤や物理的治療法も異なるのが普通です。

 このような漢方の手法には数多くのものが存在しますが、次のものなどが特に有名です。

 ・生薬方(漢方)
  ・葛根湯
  ・小柴胡湯
  ・加味逍遙散
 ・針灸療法



「医」による占い

〔医術とは〕

 古来、中国を中心に東アジア各地で行われてきた医術(医療)は、生薬を用いた「生薬方」と、物理療法である「鍼灸」です。

 現在のような科学的な診察技術など何もなかった時代の唯一の診察方法は、「体表観察」と「触診」のみでした。

 近代医学が進歩しはじめる前までは、身体表面からの病態診断法として、「証(しょう)」と呼ばれるものが発展しました。

 この証に対応して用いられる二つの大きな治療技法が「生薬方」と「鍼灸」だったのです。

 日本の江戸時代において、生薬方も鍼灸を進化をとげ、生薬方はいわゆる「漢方」として完成しました。

 また、鍼灸も鍼管と呼ばれる細い管が発明され、その中に細い針を通す微細化技術が完成し、それを用いる手技も体系化され現在に至っています。

 日本流の「漢方」と「鍼灸」を合わせた医療技術は、いわゆる「東洋医学」と呼ばれていました。


〔医術の種類〕

 先に述べたように、医術は、漢方や鍼灸などの医術によって病気を治そうとする医療技術です。

 漢方は生薬の効能により病気を治療し、鍼灸は鍼や灸を用いて患部を刺激することで、各種疾患を治療します。

 現在でも漢方薬は多くの場面で使用されています。その一部を表で示します。また、鍼灸医学は世界各国で取り入れられ多くの国で使われるようになっています。


〔生薬方(漢方)〕

 生薬方(漢方)に使用される漢方医薬で最も頻繁に使用される漢方薬を示しています。

〔漢方薬の例〕

〔葛根湯(かっこんとう)〕

 漢方薬といえば先ず葛根湯(かっこんとう)が思い浮かばれます。葛根湯は葛の根を主成分とした漢方薬で、麻黄(まおう)、甘草(かんぞう)、桂枝(けいし)などの生薬を調合して作られます。

 葛根湯は抗アレルギー作用、抗インフルエンザ作用、抗炎作用などがあり、頭痛や鼻かぜなどの感冒、神経痛、筋肉痛、肩こり、各種炎症、じんましん、湿疹などの治療薬として広く使われます。

 一般に漢方薬は穏やかに薬効をあらわしますが、葛根湯の場合には、体力の衰えている人や著しく胃腸の虚弱な人には副作用がでやすいので、服用しない方がいいかも知れません。


〔小柴胡湯(しょうさいことう)〕

 小柴胡湯(しょうさいことう)は、主原料の柴胡(さいこ)に、半夏(はんげ)、甘草(かんぞう)などいくつかの生薬を加えて調合される漢方薬です。

  ・柴胡(さいこ)
  ・半夏(はんげ)
  ・黄ゴン(おうごん)
  ・人参(にんじん)
  ・大棗(たいそう)
  ・生姜(しょうきょう)
  ・甘草(かんぞう)

 小柴胡湯には、肝障害抑制作用、免疫調整作用、抗アレルギー作用、抗炎症作用などさまざまな作用があり、肝機能障害の改善に効果があります。また、吐き気、食欲不振、胃炎、胃腸虚弱、疲労感およびかぜの後期の症状などにも効果があります。


〔加味逍遙散(かみしょうようさん)〕

 加味逍遙散(かみしょうようさん)は、「和剤局方」に収載されている「逍遙散」に山梔子と牡丹皮を加えた処方です。

 体力中等度以下で、のぼせ感があり、肩がこり、疲れやすく、精神不安やいらだちなどの精神神経症状、ときに便秘傾向がある症状を和らげます。

 冷え症・虚弱体質・月経不順・月経困難・更年期障害・血の道症・不眠症などの治療に使われます。



〔鍼灸療法〕

 鍼灸療法とは、身体疾患のある部位に〔鍼〕や〔灸〕を用いて刺激を与え、その部位の身体免疫作用を活性化することで多様な疾病を治療しようとする医療技術です。

 必ずしも病気とはいえないような身体の不快感などを癒すような健康増進的作用があります。

 日本においては、このような治療は〔医師〕だけでなく、いわゆる〔はり師〕や〔きゅう師〕がこの治療を行えます。

 鍼にしても灸にしても、身体に与える物理的刺激に反応する身体生来の機能によって経験的に治療効果があると認められています。

 東洋においては、数世紀にわたるこのような技術の蓄積があり、小薬方と合わせて東洋医学と呼ばれる所以です。

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